人と違うということに慣らしておく

中学で海外の学校へ行く。それだけで他の友達とは道がそれる。自分だけが違う道を進むことに耐えられない子にはなかなか厳しいものがあります。

 

小学校の授業参観を見に行った時、教室の後ろから見る子供たちの背もたれにある防災頭巾がカコのだけ違いました。年の離れた兄弟のお下がりだったからです。

私はこのブログでカコのことしか書いていないけれど、実は上に2人います。年が離れているのでカコは一人っ子のように育ちました。

だから、お下がりは一回りの時代を経てデザインが変わっています。絵の具セット、鍵盤ハーモニカ、お裁縫セット、すべてその時々で時代を反映した機能やデザインに変化しているのです。

上の子たちは人と違うことを極度に嫌がりました。うっかり人と違う服装をして行事に出ようもんなら、急にお腹が痛くなったり、次の日は学校へ行きたくないと言い出したりしました。皆がどうするのか心配で眠れない日もありました。

私は大人だから、「人と違ってもいいの!」と言い聞かせてはみたけれど、性格だから気になるのは仕方なし。どちらかというと私自身も気になる方だし…。

でも、親である私の考え方が変わったからか、カコは人と違うことをいとわない子に育ってくれました。

もし、あなたが海外の学校へ子供を行かせようかと考えていて、子供が人と違うのを嫌がる性格だったら、今からでも少しずつ、人と違うことに慣らしていってほしいです。

特に中学から移住する場合は注意が必要です。小学校高学年は、受験組と公立に上がる子たちに自然とグループが分かれて来ます。海外移住者はそのどちらにも属さないので、話題が合わなくなる時が必ず来ると思った方がいいです。「私は私、人は人」と思えるようでないと、孤独感を感じてしまうかもしれません。

 

日頃の会話やニュースにこじつけて、皆それぞれ家庭の事情が違うことを植え付けると良いと思います。それには、絵本なんかもいいかもしれません。

たとえば窓際のとっとちゃん。ドラマ化された時の主題歌「トモエ学園」では、「違うっておもしろいな」と歌われています。

私は大人だけど、ずっと「違いを認め合おう」がピンと来なかったんです。認めるって言われても、別に、違うことを悪いとは思っていないけど?と感じていました。

でも、「違い」をおもしろいと捉えたら、なんかわかった気がしました。

私たち違うんだね
顔の形、心の形

違うっておもしろいな
だからその手つなぎたくなる

 

一度、親子でこの歌を聞いてもらえたら、なんとなくわかるのではないでしょうか。

 

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